履歴書
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求人に応募をする場合、
必ず用意しないといけないのが、

履歴書です。

工場の仕事に応募する場合も履歴書は必要です。
履歴書は応募する人と企業側が最初に接点を持ち、
且つ、企業側に一番最初に判断される書類です。

なので、履歴書の書き方ひとつで採用担当者に与える印象が違ってきます。
ここでは、採用担当者の私が教える、
書類審査を通過しやすい履歴書の書き方を説明します

分かりやすく具体的な例文を入れたり、
書類審査通過後の面接にまで繋がる様に書きました。
約2,700文字程度なので、3分あれば読めると思います。

 

これから工場勤務に応募しようとしている方にとって、
この記事が参考になれば幸いです。

履歴書の雛形 ダウンロード先

まず、履歴書を書くには、履歴書をダウンロードしないといけません。
履歴書の雛形は検索すれば色々出てきます。

書式は大体決まっていますので、どこでダウンロードしても構いません。
私が過去に使っていたのはこちら。
=>履歴書雛形
リクナビからダウンロードしてました。

 

次は履歴書の書き方について説明します。
上位にも書きましたが、企業の採用担当者が一番最初に見るところです。
「手抜き厳禁」です。
一般的な書き方と採用担当者目線から見た志望動機の書き方を説明していますので、
参考にして下さい。

履歴書の書き方

履歴書の雛形

履歴書をダウンロードすると、
左側は、個人情報や学歴・職歴、
右側は、資格情報や志望動機、
この様な構成になっています。

 

まず、左側(個人情報や学歴・職歴)の書き方を説明します。

履歴書の個人情報と職務経歴

1.履歴書を作成した日を記入します。
2.氏名、生年月日、年齢、性別を記入します。
3.自分の顔写真を貼ります。
(書類選考を通過しやすい顔写真については後述

4.住所と連絡先を記入します。
書類選考をしていてよくあるのが、郵便番号の記入忘れ。
きちんと抜け漏れなく作成できてるか?というのを見られているので、
忘れずに記入しましょう。
郵便番号はこちらから調べることができます。
=>郵便番号検索

5.学歴・職歴を記入します。
学歴は中学校卒業時点から記入します。
必ず、◯◯県立〜や◯◯市立〜と、正式名称で記入します。
私立の場合は、私立〜と記入します。
職歴は、
◯◯株式会社入社。
一身上の都合により◯◯株式会社退社。
と記入します。
ここで詳しい退社理由を書く必要はありません。
「一身上の都合により」と記入します。

 

続いて、右側(資格情報や志望動機)の書き方を説明します。

履歴書の資格情報と志望動機欄

6.免許や資格を持っている場合は記入します。
例えば、自動車免許を持っている場合は、
「普通自動車免許」
と記入します。
特にこちらの資格を持っている方は、
忘れずに記入しましょう!
=>転職や就職に有利な工場勤務の資格
(採用に有利になります)

7.志望動機、アピールポイントを書きます。
採用担当者が一番重視するところです。
書類審査を通過しやすい志望動機の書き方については後述

8.本人希望記入欄
給料や職種、勤務時間など本人の希望を記入します。
ここで重要なのは、求人票の内容に合っているか?です。
企業側が正社員で募集したのに、
「パート勤務希望」
と書くと、書類審査を通過するのは難しくなります。
求人票の内容から大きく外れない様に注意しましょう!

書類選考を通過しやすい履歴書の写真

履歴書写真のOK例とNG例です。

履歴書に貼り付ける写真例(男性)

履歴書に貼り付ける写真例(女性)

(転職サイトDODAより引用)

上記の写真のOK例の様に、

・スーツ姿(男性はネクタイ着用)
・髪型を整える
・ヒゲを剃る(男性)
・化粧は薄め(女性)
・正面を向いて感情を出さない
(笑顔や怒った顔はNG)

これを守っていれば顔写真が原因で落とされることはありません。

最近はスマホで自撮りしてコンビニで印刷できます。
採用担当者の中には、
スマホで撮った写真を貼っていると、
「手抜きした」
と判断して落とす人もいます。

履歴書に貼る写真は、多少お金がかかりますが、
「スピード写真館」
などで撮りましょう。

書類審査を通過しやすい志望動機の書き方

志望動機は書類審査を通過するのに一番重要と言っても過言ではありません。
ここを手抜きするといくら学歴が高くても、素晴らしい職歴でも、
採用担当者は落とします。

では、どの様に書いたら書類審査を通過しやすいか?

「家から近いから応募しました」
「給料が良いから応募しました」

確かに応募した理由はそうかもしれません。
でもこれをそのまま書くと落とされる可能性が高いです。

 

例えば、
「家から近いから応募しました」

自宅から近く通勤が容易な為、1時間でも多く働けると思い応募しました

「給料が良いから応募しました」

しっかり腰を据えて働くことができる環境だと思い応募しました

この様に書くと書類審査を通過する確率は高くなります。

 

その他、
ものづくりに興味がある」(未経験者用)
今までの経験を活かし、安心安全なモノづくりの役割の一端を担いたい」(経験者用)

この様な事を書いておくと、
更に書類審査を通過する確率が高くなります。

 

ここでは志望動機の一例を紹介しましたが、
実際に履歴書を書くときは自分で考えないといけません。
上記の例文を参考にしつつ、
以下のステップを行う事で、企業側に自分をアピールすることができます。

ステップ1:応募する企業がどんな会社が調べる

求人票に書いてある事だけでなく、
企業のホームページを見るなどしてどの様な会社なのか調べます。

例えば、
「何を生産しているか?」
これは知っておくべきです。

自動車を生産しているなら、
御社の◯◯(車種名)の生産に携わってみたい

より具体的に書くと印象が良くなります。
採用担当者はこういったところよく見てます。

ステップ2:企業側が求めているものを知る

これは求人票をよく見る事です。

ステップ1の続きで、
自動車を生産している工場で、
「検査ができる人」を募集していたら、

以前◯◯(商品名や車種名)の検査をしていました。
この経験を活かして御社のものづくりに貢献したい

具体的に書くことで、
「即戦力として活躍できそうだな」
と採用担当者が思うことを書けます。

まとめ

履歴書は、応募する人と企業の採用担当者が最初に接点を持つところです。
なので、正確に書く必要があります。

特に気をつけるのは、
顔写真」と「志望動機
です。

顔写真は相手に対する第一印象を良くする為にも、
上記で書いたことを守って撮りましょう!

志望動機は「必ず」採用担当者が見ます。
ここに書かれている文章一つで書類審査を通過する確率が変わってきます。

上記で紹介したニュアンスにしながら、
このステップ1、2をする事で、
より具体的で、前向きな志望動機を書く様にしましょう。

逆に言えば、
面倒なところをちょっと頑張るだけで、
他の応募者より一歩抜き出る事ができます。

採用担当をしていた経験から、
履歴書をきちんと書いている人は面接に進みやすいです。
(募集している職種と違ってなければ)

 

履歴書大事です。