フリーター生活から脱却して正社員になりたい!
車が好きなのでモノ作りができる工場で働きたい!
早く定職に就きたいので手っ取り早く就職できそうな工場で働いてみようかな?
でも、実際に工場勤務っていくらくらい稼げるの?
フリーターより稼げるのかな?
他の職種より比べてどうだろう?
このように悩んでいませんか?
または決断するための決定的な情報が欲しいと思っていませんか?
ここでは工場勤務の人の平均年収を紹介するだけでなく、
求人票から算出できる平均年収の出し方や、
他業種との平均年収比較も紹介しています。
そして最後には、
工場勤務って意外に稼げる。
工場勤務って安定しているので銀行などからの信用が高い。
こうしたあまり広く知られていない情報とその根拠について書いています。
最後まで読んでいただければ、
工場で働いてみたい!働いてみようかな?
そう思うようになると思います。
これから就職や転職を考えている方にこの記事がお役に立てば幸いです。
工場勤務の人の一般的な平均年収は?
2017年にマイナビ転職が発表した業種別モデル年収平均ランキングによると、
製造業関係は、
15位:精密機器:573万円
20位:総合電機:555万円
20位:繊維:555万円
24位:輸送機器(自動車含む):545万円
39位:非鉄金属:522万円
43位:半導体・電子・電機機器:519万円
このようになっています。
ちなみにこのランキングでの1位はベンチャーキャピタルで1,204万円。
最下位は113位の事業者金融・消費者金融の400万円でした。
こうしてみると製造業は日本の基幹産業ということだけあって、
上位にランクインしてます。
職種別年収平均ランキング
職種別で見た場合の製造業に関連する職種は、
20位:生産管理・品質管理(工業プロダクト):672万円
57位:生産・製造・プロセス技術(工作機械・ロボット系):579万円
101位:生産・製造・プロセス技術(自動車・輸送用機器系):536万円
106位:生産・製造・プロセス技術(その他):533万円
116位:品質保証(電気・電子・機械・半導体・材料系):528万円
126位:生産技術・製造技術(医療・食品・科学・素材):523万円
135位:生産管理(医療・食品・科学・素材):518万円
145位:生産・製造・プロセス技術(家電・コンピューター・通信機器系):513万円
159位:生産技術・生産管理・製造技術(食品・化粧品系):507万円
162位:評価・検査(自動車・輸送用機器系):504万円
170位:生産・製造・プロセス技術(精密・医療用機器系):496万円
205位:品質管理(電気・電子・機械・半導体・材料系):477万円
209位:品質管理・保証(科学・素材・バイオ系):473万円
209位:品質管理・保証(食品・化粧品系):473万円
215位:生産・製造・プロセス技術(半導体・電子部品系):469万円
217位:生産・製造・プロセス技術(機械部品・金型・治工具系):468万円
228位:生産管理・製造管理(電気・電子・機械・半導体・材料系):462万円
231位:評価・検査(家電・コンピューター・通信機器系):461万円
302位:生産技術・生産管理・製造技術(医薬品・医療機器系):385万円
このようになっています。
ちなみにこのランキングでの1位はシステムアナリストで1,100万円。
最下位は315位のその他保育関連職の300万円でした。
職種別で見ても上位〜中位にかけてランクインしています。
この2つのデータから分かることは、
製造業の年収は一般平均と比べて高いという事。
工場勤務に関連する職種も一般平均と比べて高いということです。
このことから、
工場で働くということは、平均よりも稼げるということが分かります。
なので、少なくともフリーターよりは良い生活がおくれます。
求人票から年収を算出する方法
上記は業種別、職種別の平均をまとめていました。
平均ですので、必ずその年収が保証されるというものではありません。
あくまでも目安です。
次は、実際に求人票を見てどれくらいの収入が得られるか?
求人票から年収を算出する方法について説明したいと思います。
時給から年収を算出する方法
例えば、ある求人票に
「時給:1,000円」
と書かれていたとします。
(ここでは計算しやすいように1,000円としてます)
法定労働時間は8時間なので、
1日働くと、
時給:1,000円 X 労働時間:8時間=8,000円
となります。
週休2日としたら休日は4週間=8日
1ヶ月を30日とすると、
労働日数は22日になるので、
1日働いた時の収入:8,000円 X 労働日数:22日=176,000円
1年は12ヶ月なので、
1ヶ月の収入:176、000円 X 12=2,112、000円
約210万円が年収となります。
実際には残業があったり、GW、盆休み、年末年始といった大型連休があるので、
変動はあると思います。
ちなみに残業は、
時給 X 1.25倍なので、この場合は、残業時の時給は、1,250円となります。
実際には時給はもう少し高いと思いますし、残業もあるので、
忙しい工場だったら、年収:350万円くらい稼げます。
これは、時給の場合の計算方法です。
時給で募集をしてる時は、アルバイトやパートの場合が多いです。
正社員となるとほとんどが給与制になります。
次は基本給から年収を算出する方法について説明します。
基本給から年収を算出する方法
例えば、ある求人票に
「基本給:20万円」
と書かれていたとします。
これは1ヶ月間決められた労働日数働いた時に支払われる金額です。
なので、年収を計算する時は、
基本給:20万円 X 12ヶ月=240万円
となります。
実際にはこの数値に残業代や勤務先によってはボーナスが出る場合もありますので、
350万円〜400万円稼げる事もあります。
給与制で求人が出ている場合はほとんどが正社員採用です。
正社員の良いところは、
大型連休で1ヶ月の労働日数が少なくなっても基本給は保証されます。
そして毎年1回昇給がありますので、年数を重ねて行くと、
上記で説明した平均年収くらい稼げるようになります。
工場勤務って意外に稼げる?その他のメリットは?
工場勤務の求人は常にあり、しかも未経験者でもスタートできる求人が多いことから
とりあえず正社員になりたい人や、とりあえずの転職先にする人などに人気が高いです。
特に期間工は期間が決められている事もあり、
基本給が高めだったり、寮が完備されていて生活費がほとんどかからない事などから、
短期で一気に稼ぎたい人に人気です。
私の知っている人は、1年間の期間工をして600万円稼いでいました。
このように工場勤務は稼げます。
特に勤務先の会社の商品がヒットした場合は、生産を追いつかせようと、
残業が増えたり、交代制になり夜勤があったりするので、
20代でも平均年収くらいの金額を稼ぐ人もいます。
そして、工場で勤務してると社会的な信用も高いです。
なぜなら製造業は日本の基幹産業なので、優秀な企業が多いです。
特に自動車は世界的なメーカーが多いので、
そこで働いているというだけでローンを組みやすくなったり、
家を買う時に銀行からお金が借りやすくなります。
後、意外と知られていないのが、
工場での勤務は業種・職種によりますが、怪我につながる危険要因が多いことから、
労働法がしっかり守られているところが多いです。
なので、ブラック企業が少ないです。
無理な姿勢で作業して体を壊さないように組み付け方法が考えられていたり、
足元が不安定で転んで怪我しないように整備されていたり労働環境は良いです。
工場内での事故はその会社の信用やブランドイメージに直結してくるので、
労働環境の改善には力を入れている企業は多いです。
こうしたことからも工場勤務はメリットが多いです。
まとめ
工場勤務の方の平均年収は業種別・職種別とも平均以上です。
職場の環境は労働法がしっかり守られていて労働環境も良いところが多いです。
未経験からスタートできる求人も多くあり、
フリーターから正社員になろうと思っている人や手っ取り早く働きたいと思っている人たちから人気が高いです。
製造業という日本の基幹産業に属することから社会的信用も高く、
ローンも組みやすくなります。
フリーター生活から脱却したい人や、
とりあえず就職をしたい人には工場で働いてみませんか?
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