工場勤務の男性
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高卒の工場勤務の人の年収っていくらくらいだろう?
工場への転職を考えている人は気になってると思います。

実は、工場勤務の人の年収って厚生労働省が発表しているデータを見ると悪くないです。
ほぼ平均同等の年収です。

ここでは、高卒で工場勤務の方の平均年収金額と、
雇用形態での違いについて説明します。

これから工場への転職を考えている人や就職を考えている人は一つの参考材料になると思います。
ぜひ参考にして下さい。

この記事が工場への転職や就職のお役に立てば幸いです。

高卒の工場勤務の年収は?

厚生労働省が発表している、
「平成29年賃金構造基本統計調査の概況」によると、
工場勤務の20才〜24才の平均賃金は、
約20.5万円

全業種の高卒平均は、
約20万円
ほぼ平均同等です。

ちなみに同じ年齢で、
大卒の全業種平均賃金は、
約22万円
そんなに大差はありません。

ここでの賃金は基本給ベースで、残業代や休日出勤手当などは含まれていません。
残業手当は基本給の25%、休日出勤手当は基本給の35%というのが法律で決められています。
なので、実際の賃金というのはもう少し高くなります。

 

年収は基本給 X 16ヶ月(12ヶ月+ボーナス4ヶ月)として計算すると、
20.5万円 X 16=328万円となります。

その他、正社員か非正規社員でも賃金が違ってきます。
学歴別、職種別のデータはありませんでしたが、
20才〜24才の男女平均で正社員と非正規社員を比較してみると
正社員は、約21万円
非正規社員は、約19万円
ここでは差がそんなにありませんが、年齢を重ねてくると大きく差が開きます。

製造業で正社員と非正規社員の賃金を比較してみると、
正社員は、約31万円
非正規社員は、約20万円
10万円近くの差があります。

こうしてみると、
高卒でも正社員であれば、平均近くの賃金を稼げます。
後は、残業や夜勤があればもっと稼げます。
基本、製造業は1年の中で必ず忙しい時期がくるので、平均以下になるということは考えにくいです。

高卒でも役職はつくの?

正社員で働いていると役職がつきます。

最初は平社員からのスタートですが、年数を重ねて経験を積んで行くと、
班長、主任、係長といった役職がつくようになります。

役職がつけばそれに伴って手当が付くので、給料も大きくアップし、年収もアップします。
工場長クラスになると年収1,000万円を越すこともあります。

では、高卒でも役職がつくのか?
高卒でも役職は付きます。
実際私が過去に工場で働いていた時の係長は高卒でしたし、中小企業だと高卒の部長も珍しくありません。
中小企業でも部長だと700〜800万円近くもらえます。

日々の業務をコツコツと頑張り実績を積んでいけば役職は必ず付きます。

まとめ

高卒で工場勤務は残業すれば平均以上稼げます。
残業も工場勤務は安全に直結してくるので、
法定労働を超えて残業するということは無いと考えておいて良いと思います。

転職や就職するなら正社員の方が良いです。
正社員で働くと実績を積んでいけば役職がつきますし、それに伴って収入も上がります。

製造業は日本の基幹産業であり世界的な企業も多いので、
工場で働いているということは信用にも繋がります。

工場への転職や就職を考えている方は、
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転職や就職を考えている方に、この記事がお役に立てば幸いです。