「大卒で工場で働いたときの年収を知りたい!」
「大卒で工場で働くのは勿体無いのでは?」
「安定して働けるのであれば工場で働きたい!」
このように考えていませんか?
結論から言うと、
「大卒の工場勤務の年収、悪くありません」
職種によっては、 平均以上の年収を得ることが可能になってきます。
しかもその職種は、
「大卒以上」と言う条件がついていることが多いです。
大卒の工場勤務のニーズ、実は高いのです。
<目次> 1.工場勤務(製造業)の平均年収 2.工場勤務の職種 3.まとめ |
この記事を読めば、
大卒で工場勤務をした時の平均年収と、 年収の高い職種が分かります。
転職、就職活動の目安にして下さい。
この記事が、 転職や就職を考えている方のお役に立てば幸いです。
1.工場勤務(製造業)の平均年収
厚生労働省が発表している、
平成29年度賃金構造基本統計調査によると、
25才〜29才の製造業の平均給料は、
「約23万6千円」
となっています。
月収ベースに年収にすると、
大卒の年収は、 460〜560万円です。
100万円の幅は、企業によって残業やボーナス支給額の差と考えて下さい。
製造業と比べて他の産業はどうなっているかというと、
●建設業:約25万5千円
●運輸業:約24万2千円
●卸売業:約24万4千円
●宿泊業:約22万5千円
●生活関連サービス業:約23万2千円
製造業は、約23万6千円なので、
他の産業と比べると安いといえます。
ですが、製造業も職種別に見ると、
違いが出てきます。
製造業は大きく、
・生産労働者
・管理、事務、技術労働者
この2つの職種に分けられます。
この2つの平均給料を見てみると、
●生産労働者:約22万8千円
●管理、事務、技術労働者:約25万4千円
このように3万円近くの差が出ます。
工場勤務でも管理、事務、技術労働者の方は、
他の産業と比べて給料(年収)が高いといえます。
2.工場勤務の職種
工場勤務の職種は大きく分けると2つあります。
ここでは、
・生産労働者
・管理、事務、技術労働者
この2つの職種の違いについて説明をします。
生産労働者の仕事とは
生産労働者の仕事とは、
いわゆる生産現場で働く事です。
生産ラインで組み立てをしたり、
完成した製品を梱包したりする仕事です。
工場勤務の職種についてはこちらに詳しく書いています。
=>工場勤務の職種。1分でわかる一覧掲載
生産現場での仕事は、未経験でも始める事ができ、
学歴関係なく職に就けるため給料も低めになります。
ただし、資格が必要な職種は学歴関係なく給料が高くなります。
管理、事務、技術労働者
管理の仕事とは、
生産管理、品質管理といった管理をする仕事。
事務の仕事とは、
労務、経理などといった事務系、運営面の仕事。
技術労働者とは、
生産技術といった生産方法について考える仕事。
これらの仕事は、大卒の人が多く就いています。
未経験者でも「大卒」を優先して採用しています。
専門的な知識が必要で、
工場で効率良く生産ができるように管理したり、
将来的に人を管理する立場になるので、給料も高くなります。
3.まとめ
いかがでしたか?
大卒の工場勤務の年収、悪くありません。
職種、働く会社によっては、平均以上の年収が期待できます。
また、製造業は日本の基幹産業であるので、金融機関などからの信頼も高いです。
転職や就職を考えている人は、
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工場に特化した求人サイトはこちらにまとめていますので参考にしてみて下さい。
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この記事が、
工場への転職や就職を考えている方の為になれば幸いです。